新年がスタートしましたね。
みなさま、どんな元日をお過ごしでしたか?
うちのほうでは風が強くてとても寒く、私は一歩も外に出ずに過ごしちゃいました。
大晦日に作っておいたスリランカの伝統菓子などをつまみながら、
だらだらとしてましたが、
今年もスリランカ料理の魅力をたくさんの人に伝える活動を
昨年以上にしていきたいと思っていますので
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。☺
毎年年末の恒例となっているスリランカの伝統的なお祝い菓子作り。
素朴なお菓子ですがなかなか手間がかかるので私は一部のお菓子しか作らないのですが
ちょっとご紹介します。
↑これはAluwa(アルワ)というお菓子で落雁のような食感。
材料は、
米粉
椰子の花蜜で作った砂糖または普通の砂糖
カシューナッツ
香りづけにカルダモンなど(好みで)
私にとって、作り方がシンプルなものほど難しい。
花蜜(又は砂糖)を煮詰めすぎると
コンクリートのようにカチカチになってしまったり、
逆に煮詰めるのが足りないと、柔らかすぎるういろうみたいになっちゃいます。
悔しいので何度も何度も作ってコツをつかみました。
↑これはMung Kewun(ムンキャウン)
ムング豆(緑豆)の粉と椰子の花蜜で作る餡に衣をつけて揚げる甘いお菓子。
こちらも花蜜の煮詰める時間が難しい。
煮詰めすぎるとカチカチに、足りないと形が作れない。
こちらも失敗しながらコツをつかみました。
↑こちらはKiribath(キリバッッ)
ココナッツミルクで炊いたご飯をひし形に切ったものです。
塩味を付けてありますが、
Lunu Miris(ルヌミリス)という玉ねぎと唐辛子で作った付け合わせなど、
辛いものと一緒に食べます。
Kiribathは炊飯器で簡単に作れるレシピを作ってあるので失敗なし。
誰でも失敗なく作れるレシピです♪
これはKokis(コキス)という揚げ菓子。
材料は、
米粉
小麦粉(少し)
ココナッツミルク
卵
塩
ターメリック
こちらのKokis achchuwa(コキスアッチュワ)という型に
米粉などで作った緩い生地を付けて油の中に入れると
この形のお菓子ができ上ります。
サクサクパリパリの食感がとてもおいしいです♪
スリランカではターメリックで色を付けますが、
私はターメリックで黄色、
パンダンリーフの粉で緑、
色粉でピンクにしました。(以前ビーツの粉を使ったのですが、生地が型からはがれずらくなったので今は色粉を使っています)
コキスは型から生地がはがれなくて一番失敗が多かったです。
何年もかけて、パリパリサクサクになる生地の水分量、油の温度などコツをつかみました。
これらのお菓子はお祝いの席では欠かせないものなのですが、
どれも普段から家庭でよく作られているものでもあります。
キリバッッは朝ごはんの定番ですし、
アルワ、ムンキャウンなどはお茶菓子として紅茶と一緒に食べたりします。
この他にもたくさん伝統菓子はあるのですが、
材料に米粉と椰子の花蜜をよく使います。
機会があったら他のお菓子もご紹介しますね。
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