スリランカにはダーネというものがあります。
詳しいことはわからないのですが、
日本でいうところの法事みたいな感じかな?
自宅で大量に食事を作って、近所の人にふるまったりします。
ヴェサックというお祭りのときも、
無料でごはんが食べられる場所があって、
これもたしかダーネと言っていたような記憶。(間違ってたらごめんなさい)
お義父さんのダーネ、今年は老人ホームに食事を持っていくことにしたとのこと。
私がこの話を聞いたのがダーネの2日前。。
10人分のお料理分の食材と、
老人ホームからのリクエストの日用品などを
買い出しに行かなければなりません。
ダンナの実家は交通の便が悪いところにあるので
なかなか買い物に行くのが大変。
「ワタラッパンもお願いします」ってことで
ワタラッパン用のカップがジャエラの街中のお店を探し回っても
欲しいものがなくて。。。
こういう時って、ほんとうに田舎っていやだなーと思います。。。
日本だったら1件のお店でそろうのに、
何件もはしごしてもほしいものが手に入らない。。。
老人ホームの希望のメニューの食材を買い集め、
ダーネ当日はみんなで5時起き。
ナンギ(義妹)はワタラッパンの作り方を知らないというので
私が作りました。。。
作った料理はアイスクリームの容器とか、
知人に借りたプラスチックのバケツとかに入れて。
車で運びました。
google mapを頼りに。
老人ホームはお寺と一緒になっているところで、
まずはお坊さまにお料理を。
私が代表でお坊さまにお料理を持っていくことになり
ちょっと緊張しつつ、お坊様の元へ。そして額づきます。
(よく別れ際に子供が大人にやってるのをいつも見てるので、見様見真似で。)
その後、お坊さまのありがたいお話をみんなで聞き、
(シンハラ語なのでもちろん私はわかりません。。)
終了。
その後、なぜかお坊様は私にこの本をくださりました。
まだ読んでないのですが、勉強のためにも頑張って読もうと思います。
そして、敷地内に生えていたこの葉っぱもいただいて帰ってきました。
この葉っぱはお布施などするときに使う葉っぱで、
お金をこの葉っぱで挟んでお坊様とか、占い師さんとかアーユルヴェーダのお医者さんとかに
渡します。
後になって聞いたのですが、
お坊様は私のことをとてもほめてくださっていたらしい。
帰宅後ちょっと残しておいたダーネのお料理でお昼ごはん。
赤米、白米、チキン、パリップ、ジャガイモ、サラダ、、、
あとは何だったっけ。写真見ても思い出せない。。。「
これはスリランカ版グレープフルーツでジャンボーラって呼んでる果物。
唐辛子と塩を混ぜたものをこのジャンボーラにふりかけて食べます。
ローカルのただの日々の生活が私にとっては
どれも貴重な体験です。
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